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逸翁と茶会 2012年5月9日(水)〜6月10日(日) ![]() 池田市 逸翁美術館 |
ごぞんじ、近代の大コレクター、宝塚の創立者、阪急電鉄創始者、小林一三のコレクション所蔵のために設立された美術館。 もとの美術館は一三記念館と高級レストラン「雅俗山荘」(一三の旧邸の呼称)となり(私はこちらのままでいてほしかった…)、2009年に新館ができた。オシャレな美術館ではあるけれど、なんだか窮屈。 最近は茶会記の研究が盛ん。数寄者の道楽が、いつのまにか研究の対象となっている。書作品が研究の対象となったのと同じみたい。しかし、こちらの方は、記録類が豊富なため学問として成立する。茶道具としては、当然古筆や墨蹟などの書が重要な位置を占める。 うかうかしてると、古筆の研究はこっちにお株をとられちゃう。 |
「かな」の美 2012年4月24日(火)〜6月10日(日)(後期) ![]() 京都 野村美術館 |
野村證券などを築いた野村得七が、生涯をかけて蒐集した美術工芸品の中の「かなの書」を展示。 前期、後期で陳列替、さらに期間限定で入れ替え、それができるほどたくさん持っていらっしゃる、ってこと。 私は寸松庵色紙には縁がないようで、いつも展示期間をはずしてしまう。今回も又会えなかった。 でも、西行とされる「時鳥切」がみれたし、懐紙類、予楽院の書もみれたし、満足。 個人の美術館は、季節の取り合わせがきちんとされていて、「並べただけ」の寄せ集めの展覧会より、ずっと一体感がある。書家の展覧会は、テーマのない展示が多くて、少々(いえ、大いに)不満。まあ、目的が違うから仕方ない。書道展は、技法展だものね。 |
村上俄山書作展 2012年3月15日(木)〜21日(水) ![]() 広島 福屋八丁堀店 |
弟子たちはお疲れ気味・・・ ![]() 最近の図録は個展でも表具全体を載せてくれます。 表具によって作品も一層活かされることが・・・ |
2012年2月25日(土)〜3月25日(日) ![]() |
国宝手鑑2点、同時に見ることができました。 その他にも、逸翁美術館(阪急文化財団)所蔵の『谷水帖』出光所蔵の『濱千鳥』『聯珠筆林』と盛りだくさん。 でも、手鑑外の古筆群がいろいろと割り込んでくるので、「手鑑を鑑賞した」という満足さはなく、「たくさんの古筆を借り集めてきたもんだ」という印象が残りました。 まあ、それはそれで古筆初心者には嬉しいでしょうが、このところ古筆展も多々あるので、やはりきちんとした切り口で楽しませてもらいたいと思うのですが。ところで、さすが出光!またまたやってしまいましたね〜 巻物を1幅と解題。1巻でしょ!! いつ行っても楽しめる出光クンです q(^o^)p |
![]() 大和文華館 |
気にはなりながらも、アクセスの悪さで今まで行くことがなかったのですが・・・ 梅の見頃にはちょっと早かったせいか、古筆は人気がないのか、観覧者がほとんどなくゆっくり鑑賞できました。 ![]() なんともステキなアプローチ。お散歩するだけでも気持ちがよい場所でした。 ![]() 近鉄の五代目社長であった種田虎雄(おいたとらお)のコレクションとのこと、佐竹本三十六歌仙断簡「小大君」が有名。 (1883〜1948) しかし戦前の財閥のコレクションは凄いとしか言いようがない。 ひっそりとふんぞり返っていらっしゃいます。 |
2012年1月7日(土)〜2月26日(日) ![]() 京都国立博物館 |
エカッタ〜!!!
目から鱗が何枚も剥がれ落ちましたわー。 ![]() 書家だと思っていた明、清の作家は実は画家としてのほうが有名だったのですね。 日本は東洋、西洋いずれからも文化を輸入するばかりだと思っていましたが、中国の絵画の近代化には、影響を与える側にいたんですね。 現代の技法主義の書家ではなく、文人と呼ばれる書家に憧れます〜。 |
北京 故宮博物院200選 2012年1月2日(月)〜2月19日(日) ![]() 東京国立博物館 |
もう二度と日本には来ないであろうという『清明上河図』見たさに、並びました〜! 小雪舞い散る中、開館前、2時間!! 誰も並んでいなかったらどうしよう・・・との心配は不要でした。とはいえ、門の前で寒さに震えながら手もみ、足踏みしながら待っていると嫌でも期待は高まるというもの。開館前に並んだおかげでまあ、一番最初にみることができましたけれど。 ![]() 「立ち止まらないでくださ〜い」という係員の怖い指示でみんなそそくさと歩くんです。こんな時は牛歩戦術!!と私は抵抗したかったのに、前の人がさっさと進んでいったのデス。も〜ッ!! でも、さすが選りすぐりの200展、見応え十二分。朝ご飯も食べないで並んで、見終わったのが2時過ぎ。死ぬかと思いましたわ。 |
過去の展覧会見てある記はこちら ![]() |