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今年も幼稚園の書き方教室がはじまりました。 年々、世代のギャップを感じてしまいます。この数年、「今年で最後にしよう」と毎年思いながら始めるのですが、誰も本気にしてくれません。始めると、あれこれとがんばっちゃうのですわ。 去年は、文字を書くということを、発達学や心理学の面からお勉強させてもらい、改めて、「書く」という行為の研究はこれからはじまるのだな、と感じました。 文字を書くという行為に何を期待するか、ということは「書く」という行為の指導に関わっている立場によってさまざまです。 それらが、一律のメソッドでできるわけはないはず。 でも、現実にはほとんどが、書けるようになるまではなぞる。書けるようになってからは、字形の完成度を高くするためにひたすら書きまくる。「習うより慣れろ」「継続は力なり」と。 大人ならそれも良いでしょう。でも、手指や目がうまく働かない人たちはどうします?「書きたい」という気持ちは大きくても、思い通りに書けない人にも、「根気よく書き続けてください、そのうち書けるようになります」ですませて良いのでしょうか? 幼児なんて悲惨なものです。まだ書けるほど身体の機能は成長していないのに無理して書いている(書かせている)のをしばしば見ます。 大人の期待を背負ってがんばっているけなげな幼児に、救いの手を!! |